みなさんこんにちは!
今回は東京BRTについて紹介します。
BRTとは?
BRTという言葉に聞き覚えのない方もいらっしゃると思うので、BRTについて軽く解説していきます。
BRTとは、Bus Rapid Transitの略で、バス高速輸送システムのことを表します。
1974年にブラジルのクリチバで誕生し、南米を中心に世界的に導入が進んでいます。
BRTの長所
バス専用車線やバス専用道路を整備する場合が多く、路線バスと比べて定時性や速達性に優れています。
鉄道に比べて導入費用が少ないというメリットもあります。
BRTの短所
輸送力はあまり大きくないです。鉄道のような大量輸送を行うことはできないですね。
東京BRT
東京BRTは、2020年10月1日に、虎ノ門ヒルズ~晴海BRTターミナル間で運行を開始しました。
途中の停留所は、新橋・勝どきBRTです。
運賃はどの区間で乗車しても220円です。一日乗車券や定期券なども発売されています。
連接バスや燃料電池バスなどが運行されている点も特徴の一つです。
現在はプレ運行(一次)を実施中であり、東京オリンピック終了後にプレ運行(二次)、2022年以降に本格運行を開始し、徐々に路線を拡大していくようです。
乗車記
筆者は虎ノ門ヒルズ~晴海BRTターミナル間で東京BRTに乗車しました。
虎ノ門ヒルズ
こちらは虎ノ門ヒルズのBRT乗り場。ここから乗車します。
筆者が乗車した車両は、連接バスでも燃料電池バスでもなく、普通のバスでした…
ナンバープレートには、ご当地ナンバーである江東ナンバーが用いられていますね。
BRT乗り場は、虎ノ門ヒルズビジネスタワーバスターミナル内にあります。
地元の方の利用がメインだと思うのであまり問題はないと思いますが、BRT乗り場の場所は少々わかりにくく感じました…
みなさん頑張って探してください(笑)
道中
バスは環状第2号線を走ります。
こちらの写真は築地大橋から撮影したものです。
晴海BRTターミナル
こちらは晴海BRTターミナルです。周りには高層マンションがたくさんあります。
実際に乗ってみた感想
BRTのルートとなっている環状第2号線には、バス専用車線やバス専用道路が整備されていません。一般の自動車と同じ道を通ります。
そのため、BRTのメリットの一つである「速達性」が確保されておらず、従来の路線バスとさほど変わらない印象を受けました。
鉄道空白地帯である晴海などの地域に新たな公共交通を整備する試みは非常に良いと思いますが、折角ですからBRTのメリットを十分に活かすことのできるように整備を行った方が良いのではないかと感じました。
まとめ
今回は東京BRTについて紹介しました。
少々辛口なコメントになってしまいましたが、BRTは将来性のある乗り物だと感じています。
今後に期待ですね!
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