みなさんこんにちは!
今回は抜海駅について紹介します。
抜海駅とは
抜海駅は、稚内市にあるJR北海道宗谷本線の駅です。日本最北端の駅「稚内駅」の2つ隣に位置します。
日本最北の無人駅であり、かつ日本最北の木造駅舎をもつ駅でもあります。
2021年春のダイヤ改正に合わせて、沿線自治体による維持管理に移行されることが発表されています。日本有数の秘境駅であり、度々廃止が噂される駅ではありますが、ひとまず廃止は免れたようです。
抜海駅訪問記
稚内~抜海
こちらは稚内駅。言わずと知れた日本最北端の駅です。
ここから列車に乗って抜海駅を目指します!
乗車する列車はキハ54です。
南稚内~抜海間では、晴れていれば利尻富士が見えます。
筆者が乗車した際は、裾野のあたりは見えましたが、頂上付近は雲がかかっており見えませんでした…
抜海駅と駅周辺を探索
稚内駅から20分程で抜海駅に到着しました。
こちらは抜海駅の木造駅舎。ホーム側から撮影しました。
こちらは抜海駅の駅名標です。隣の駅は、南稚内駅と勇知駅です。
抜海駅からは歩いて抜海市街を目指します。抜海市街までは、約2km(徒歩30分程度)の道のりです。
駅前の通り(抜海兜沼停車場線)を海の方へとまっすぐ進んでいきます。
しばらく進むとオロロンラインと交差します。
利尻富士も見えます。
ここから再び抜海市街方面へと向けて歩きます。
道中ではエゾシカに遭遇したりしました。北海道らしいですね。
そうこうしているうちに、抜海市街に到着。
こちらは何となく撮影してみた抜海郵便局です。
さて、抜海駅まで引き返します。
こちらは抜海駅の駅舎を道路側から撮影したものです。
こちらの列車に乗って折り返します。
抜海~南稚内
すでに日は沈んでいたので、車窓からは特に何も見えませんでした。
南稚内駅に到着し、抜海駅の訪問は終了です。
おまけ
南稚内駅周辺を歩いていた際に、こちらの案内標識を見つけました。
一般的には、漢字と英語で表記されている場合が多いですが、稚内市内の多くの案内標識ではロシア語も併記されています。これは稚内とロシアの結びつきの強さによるものですね。
2021年1月10日現在運航休止中ですが、稚内港とサハリンのコルサコフ港の間では定期船が運航されているなど、稚内とサハリンの間では人々の往来も盛んなようです。
まとめ
今回は、日本最北の無人駅かつ日本最北の木造駅舎をもつ駅「抜海駅」について紹介しました。
なかなか行くことが難しい場所ではありますが、一度訪れてみてはどうでしょうか?
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