長電フリー乗車券はおトク? 長野電鉄長野線乗車記 北陸方面旅行② 2021/2/5

日本の鉄道

みなさんこんにちは!

今回は、長野電鉄長野線の乗車記長電フリー切符についてです!

長野電鉄とは?

長野電鉄は、長野駅湯田中駅を結ぶ長野線を所有する鉄道会社です。

かつては、信州中野駅と木島駅を結ぶ河東線と、屋代駅と須坂駅を結ぶ屋代線も所有していましたが、河東線は2002年、屋代線は2012年に廃止されています。

長野電鉄乗車記

長野駅

こちらは長野電鉄の起点である長野駅です。

改札口の前には、無人の野菜売り場があります。

長野駅の他にも、権堂駅・須坂駅・小布施駅に無人の野菜売り場があるそうです。

地元産の野菜を駅で販売するという取り組みは非常に面白いと思います!

【写真1】長野電鉄長野駅改札口

窓口で長電フリー乗車券(1日用)を購入します。

【写真2】長電フリー乗車券

改札を通ってホームへ向かいます。

ホームにはどこかで見たことのある列車ばかりが停まっています。

左の車両は3000系です。元東京メトロ03系ですね。日比谷線で使用されていた車両です。

中央の車両は2100系です。元JR東日本253系ですね。成田エクスプレスとして使用されていた車両です。

右の車両は8500系です。元東急8500系ですね。田園都市線で使用されていた車両です。

【写真3】長野電鉄長野駅ホーム

筆者が乗車した列車は中央の車両です。長野電鉄では、特急「スノーモンキー」として活躍している車両です。

Narita Express”を表すNEXではなく、”Nagano Electric Railway”を表すNERという表記があったことが個人的には面白かったです。

【写真4】2100系「スノーモンキー」

長電フリー乗車券は、追加料金なしで特急を利用できる切符なので、積極的に特急を利用していきます!

千曲川

柳原駅~村山駅間の村山橋では、車窓から千曲川を眺めることができます。

【写真5】千曲川

千曲川は日本で一番長い川です。

信濃川という名前の方が広く一般に知られているかもしれませんが、信濃川は新潟県域での呼称であり、長野県域では千曲川という名前が用いられています。

須坂車庫

須坂駅のすぐそばに車庫があり、様々な列車を見ることができます。

1000系「ゆけむり」も見ることができました。もともと小田急電鉄で使用されていた10000形「HiSE」を長野電鉄が無償で譲り受けたものだそうです。

筆者が訪れた日は、ちょうど洗車中でした。

【写真6】1000系「ゆけむり」

りんご農園

りんごの生産地と言えば、やはりダントツは青森県ですが、2番目に生産量が多いのは長野県です。

長野電鉄長野線の沿線の自治体である長野市・須坂市・小布施町・中野市・山ノ内町にも、たくさんのりんご農園があるようです。

車窓からもりんご農園を見ることができました!

写真は須坂駅~北須坂駅間で撮影したものです。

【写真7】りんご農園

高井富士

信州中野駅を過ぎると、勾配の急な区間が続きます。

標高の高い山も近くに見えてきます。

写真は高社山という山です。郷土富士であり、高井富士とも呼ばれています。

信濃竹原駅~夜間瀬駅間で撮影しました。

【写真8】高社山(高井富士)

湯田中駅

長野線の終点である湯田中駅に到着しました。

湯田中渋温泉郷の最寄り駅です。志賀高原への玄関口でもあります。

【写真9】湯田中駅

湯田中駅からは再び特急「スノーモンキー」に乗車し、長野駅へと折り返しました。

長電フリー乗車券

長電フリー乗車券は、長野電鉄長野線が1日間または2日間乗り放題となるきっぷです。

追加料金なしで特急に乗車できるという点が非常にありがたいです。

値段は1日用が2070円、2日用が2580円です。

長野駅のほか、権堂駅・須坂駅・小布施駅・信州中野駅・湯田中駅で購入することが可能です。

このきっぷがお得かどうか検証していきます!

長野~湯田中間を普通列車で往復する場合

長野駅と湯田中駅の間を普通列車で往復する場合について考えてみましょう。

長野~湯田中間の普通運賃は1190円です。つまり、往復すれば2380円ということになります。

よって、1日用であれば310円得であり、2日用であれば200円損だということがわかります。

長野~湯田中間を特急列車で往復する場合

次に、同区間を特急列車で往復する場合について考えてみます。

長野電鉄で特急に乗車する場合、特急券を購入する必要があります。

特急券の価格は乗車区間によらず、1回の乗車あたり100円です。つまり、往復で200円となります。

上述の通り、長電フリー乗車券を購入した場合、無料で1日用であれば510円得であり、2日用であればプラマイゼロだということがわかります。

長電フリー乗車券はおトク?

ここまで、長野~湯田中間を普通列車で往復する場合と特急列車で往復する場合について考えてきました。

1日用については、元を取ることは十分に可能であり、かなりお得な切符だと感じます。

2日用に関しては、何度か途中下車をするのであれば元を取ることができるという感じでしょうか。

いずれにしても損をするということは考えにくいので、長野電鉄を利用なさる際には長電フリー乗車券を利用するべきだと筆者は感じます。

まとめ

今回は、長野電鉄長野線の乗車記と長電フリー切符についてでした。

みなさんもぜひ長電フリー乗車券を利用し、長野電鉄長野線に乗車してみてください!

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