みなさんこんにちは!
今回はわたらせ渓谷鐡道についてです。
わたらせ渓谷線とは?
わたらせ渓谷線は、桐生駅と間藤駅との間を結ぶ44.1kmの路線です。
路線名からもわかるように、渡良瀬川の沿線を走ります。
地域住民の方々には「わ鐡」の愛称で親しまれているようです。
1911年に4月15日に足尾鉄道として開業し、1918年に国有化され国鉄足尾線となりました。1987年に国鉄分割民営化によりJR東日本の路線となった後、1989年にわたらせ渓谷鐡道わたらせ渓谷線となりました。
足尾銅山で採掘される鉱石輸送のために敷設され、1973年の足尾銅山閉山に伴い現在はその役目を終えていますが、現在も足尾銅山観光の足となっている路線です。
乗車記
桐生駅
こちらは桐生駅。JR両毛線も乗り入れている駅です。
ここからわたらせ渓谷鐡道に乗車していきます!
乗車する列車は、WKT-500形。
WKTは、Watarase Keikoku Tetsudoの頭文字をとったものでしょう。
大間々駅
こちらは大間々駅。わたらせ渓谷鐡道の本社最寄り駅です。
水沼駅
こちらは水沼駅。
わたらせ渓谷鐡道のほとんどの駅には跨線橋がある(ような気がする)ので、このように上から写真を撮ることができるスポットも多いです。
沢入駅
こちらは沢入駅。
標高が高くなってきたので、木々も色づき始めていました。
通洞駅
(写真がないのですが…)通洞駅は足尾銅山観光の最寄り駅となっています。
足尾銅山観光の詳細についてはこちらをご覧ください。
間藤駅
こちらは終点の間藤駅。折り返しまで少々時間があるので写真撮影。
かつてはここから足尾本山という駅まで路線が伸びていましたが、すでに廃止されています。
ちなみに、このまま渡良瀬川の上流へ向かって進んでいくと、日光東照宮や日光駅に辿り着きます。
車窓(沢入~原向間)
こちらは沢入~原向間の車窓。
渡良瀬川の岩は白いです。
岩の種類については私にはよくわかりません…
神戸駅
こちらは神戸(ごうど)駅。
開業当時は神戸(こうべ)駅との混同を防ぐために「神土駅」とされましたが、わたらせ渓谷鐵道へと転換される際に、本来の地名と合わせて「神戸駅」となりました。
ホームには、かつて東武鉄道で使用された車両を用いた「レストラン清流」があります。
レストラン清流についての詳細はこちらをご覧ください。
大間々駅(再)
大間々駅まで戻ってきました。
ここから歩いて東武鉄道の赤城駅まで向かいました。
この先の内容についてはこちらをご覧ください!
一日フリーきっぷ
筆者は今回、わたらせ渓谷鐡道の旅を行うにあたり、一日フリーきっぷを利用しました。
1880円で全線が乗り放題となるきっぷです。
筆者は桐生駅で一日フリーきっぷを購入しましたが、桐生駅で購入する際にはJRの自動券売機を利用することとなるのでご注意ください。
一日フリーきっぷはお得?
一日フリーきっぷはお得なのか、足尾銅山観光をする場合と、乗りつぶしをする場合にわけて考えていきます。
足尾銅山観光をする場合
足尾銅山観光を行う場合、通洞駅を利用することとなります。
主要駅から通洞駅までの運賃は以下の【表1】の通りです。
乗車区間 | 普通運賃 | 往復運賃 |
---|---|---|
桐生~通洞 | 1070 | 2140 |
相老~通洞 | 1010 | 2020 |
大間々~通洞 | 940 | 1880 |
【表1】より、大間々~通洞間を往復する場合の運賃は1880円なので、この区間を往復するだけでもギリギリ元を取れるということがわかります。
桐生~通洞間を往復すれば、260円お得だということもわかります。
乗りつぶしをする場合
乗りつぶしをする場合、間藤駅まで向かうこととなります。
主要駅から間藤駅までの運賃は以下の【表2】の通りです。
乗車区間 | 普通運賃 |
---|---|
桐生~間藤 | 1130 |
相老~間藤 | 1070 |
大間々~間藤 | 1010 |
【表2】より、桐生~間藤間を往復する場合は2260円なので、380円お得だということがわかります。
また筆者のように、桐生~間藤・間藤~大間々で乗車した場合も260円お得ですね。
極めてお得だという印象を受けることはありませんが、乗り鉄という趣味は非常にお金のかかる趣味なので、小さな金額でもありがたいものです。
まとめ
今回はわたらせ渓谷鐡道わたらせ渓谷線について紹介しました。
みなさんも、わたらせ渓谷線に乗車し、足尾銅山観光などを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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