なぜ”西”桐生? 上毛電気鉄道上毛線乗車記 群馬・秩父方面旅行③ 2020/11/7~8

日本の鉄道

みなさんこんにちは!

今回は、上毛電気鉄道についてです。

上毛線とは?

中央前橋駅西桐生駅との間を結ぶ25.4kmの鉄道路線です。

1928年11月10日に開業しました。

乗車記

夜明け前の中央前橋駅

JR両毛線の前橋駅からは1kmほど離れています。徒歩15分程度です。

【写真1】中央前橋駅

5:25発の始発列車に乗ります。車両は700形(元京王3000系)です。

中央前橋駅発車時点で、乗客は私1人でした…

【写真2】中央前橋駅ホーム

コラム

「~中央駅」「中央~駅」がどれくらいの割合で存在するのか調べてみました。

その結果、

「~中央駅」…26駅

「中央~駅」… 3駅

ということがわかりました。

やはり「~中央駅」のほうが多いですね。

中央前橋駅は「中央」から始まる数少ない駅の一つですね。

こちらは途中の赤城駅。東武鉄道も乗り入れている駅です。

【写真3】赤城駅ホーム

少し距離はありますが、わたらせ渓谷鐡道大間々駅まで歩くことも可能です。(約1km・徒歩15分程度)

筆者はこの区間で12分乗り換えに成功しているということを参考までに記しておきます。

【写真4】大間々駅

こちらは終点の西桐生駅。JR両毛線桐生駅から約300m離れた場所にあります。

関東の駅百選に選定されている駅です。

【写真5】西桐生駅ホーム
【写真6】西桐生駅駅舎

なぜ”西”桐生?

上毛電気鉄道上毛線の終点西桐生駅は、JR両毛線桐生駅とほぼ同じ経度にあります。

にもかかわらず、“西”桐生という駅名がつけられたのはなぜなのでしょうか?

調べてみた結果、以下のような記載がありました。

読者から「西桐生駅」の名前の由来を尋ねられ、「上毛電鉄が開通した1928年、駅のできた場所は大字西安楽土と呼ばれていて、西が駅名に入ったと聞いています」と答えた。

出典:桐生タイムス

つまり、「”西”桐生」という駅名は、「大字西安楽土」という地名からきているということですね。

ただ、自分の中で何となく納得がいかなかったので、桐生市の地図も見てみることに。

【図1】桐生市地図(地理院地図を加工して作成)

おそらく桐生市の中心部は、赤丸のあたりです。

赤丸のところを通る南北方向の道路で、西側と東側がわかれているのだと思います。

桐生の西側にあるため、「西桐生」という駅名がつけられたのではないかと私は考えました。

これに関しては、あくまで筆者の一意見なので、参考程度に捉えていただけたらと思います。

まとめ

今回は上毛電気鉄道上毛線について紹介しました。

みなさんも乗車してみてはいかがでしょうか?

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